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おすすめ本の紹介文やエッセイ、絵、人物画、現代詩などを載せていきたいと思っています。

「ロミオとジュリエット」シェイクスピア 新潮文庫

シェイクスピアの作品の登場人物の中では、年齢が特定されている人物は数名ほどですが、ジュリエットはその中でもはっきりと十四才とされています。これは真剣な恋愛をするのには十四才で十分だということを物語っているようです。この「ロミオとジュリエット」は、悲劇と喜劇との境を紙一重の差で行き来するように見えます。結局些細なすれ違によるミスから悲劇となって終わりますが、もし、あのときああだったらと、悔恨にも似た情を催さずには、観ることのできない恋愛悲劇と言っていいでしょう。