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「コーラン」井筒俊彦訳 岩波文庫

ムハンマドは40才まで、勤勉な商人として働いていました。あるとき、神の啓示を受けコーランを書きはじめました。イスラーム教は、日本から心理的に最も遠い世界的宗教ですが、信者は世界で17億人以上を数えます。コーランは、ムハンマドの口を借りて直接神が語りかける体裁をとっています。ムハンマドというまったく普通の人に神の啓示が下ったことが、本当に神の啓示である証拠だとイスラームの人々は言います。ムハンマドは孤児でした。そのためもあってか、コーランには社会主義的な文も見られます。アッラーの神が信じられないのは、心が病んでいるからだという一文も見えます。現在でもイスラームの人々はコーランに従って生活しています。イスラーム教は生活そのものと切っても切り離せない宗教なのです。